鎌倉を深掘りしながらサクサク歩く、鎌倉文化の案内人 
鎌倉聖地巡礼MAP

新たなる神話の誕生 鳳凰と龍

日本の形が鳳凰に似ている。日本は古代から自らを鳳凰に準えていた。

 

そういうとわかりづらいから、いっそのこと、

日本は鳳凰の刻まれた化石であると考えたらどうだろう?
その胸下から腹にかけての部分、鎌倉のある場所に、

ゆったりと丸まり尾を伸ばした小龍の化石が眠っている。

それは今も鎌倉を取り巻く山々の土台になっている地質として残っている。

この小龍は鳳凰の子供なのか?
それとも互いが持ちつ持たれつ守護しあう天の使いなのだろうか?
中国大陸という大龍界に棲む幾千の龍たちが、シルクロードやアイアンロードを繋いで、

メソポタミア、アジア、ヨーロッパの文化を鳳凰の国へもたらした。

古代から中世、武家政権の樹立された小龍の眠る鎌倉で、

世界の文化が沸々と湧きあがり溶け合って、独特の日本文化を生み出す土壌を作る。

マグマは地中でなく地上では、気と精神として火花を散らす。

日本文化は無から有を生み出す独自の展開を遂げ続けた。

 

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